ココナラでライティングの仕事を始めたいけれど、AIを使っても大丈夫なのか不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
ココナラではAIライティングのサービスを出品することが認められており、上手に活用することで作業効率を大きく高めることができます。
この記事では、ココナラの規約におけるAIの扱い、AIライティングのメリットや注意点、おすすめのAIツール、そして具体的な作業の進め方まで詳しく解説します。
ココナラの規約的にAIライティングは大丈夫?

ココナラでAIを使ったライティングサービスを出品しようと考えたとき、まず気になるのが「規約上は問題ないのか」という点です。
① 規約ではAIの使用は禁止されていない
ココナラの公式ヘルプによると、AI生成の文章をサービスとして出品することは禁止されていません。AIを活用したライティングサービスは規約上認められており、安心して出品することが可能です。
ブログ記事の作成やメルマガの文章作成といったサービスにAIを取り入れて提供しているユーザーは、すでに多く存在しています。
文章生成に関してはAIを使うことへの制限がないため、ライティングサービスへの活用を積極的に検討してみましょう。
② AIの使用が禁止されている項目もある
AIの使用が規約上すべて自由というわけではなく、コンテンツの種類によっては禁止されているものもあります。
ココナラ公式サポートページでは、AI生成イラストの出品は禁止と明記されている一方で、AI生成の写真や文章については出品が可能とされています。
下記の表を参考に、禁止・可能なコンテンツの区別をしっかり把握した上でサービスを出品しましょう。
| コンテンツの種類 | 出品の可否 |
| AI生成の文章 | ○ 可能 |
| AI生成の写真 | ○ 可能 |
| AI生成のイラスト | × 禁止 |
ココナラでAIライティングのサービスを出品するメリット

AIを活用したライティングには、作業効率の向上をはじめとするさまざまなメリットがあります。
① 作業時間を大幅に短縮できる
AIを使うことで、文章を書くのにかかる時間を大幅に削減することができます。
人間が1時間かけて書いていた内容でも、AIを活用することで10分程度で下書きを完成させられるケースがあります。実際に筆者もブログ記事の本文作成にAIを取り入れたところ、1記事あたりの執筆時間が以前の約10分の1に短縮されました。
作業時間が短くなれば1日に対応できる案件数が増え、時給換算での収益アップにもつながります。
② 文章チェックが素早くできる
AIは誤字脱字や文章のおかしな箇所を素早く検出することが得意です。
人間の目では見落としがちな細かいミスも、AIを使った校正ツールであれば短時間で一通りチェックすることができます。長文の記事でも数秒〜数十秒でチェックが完了するため、納品前の確認作業にかかる時間を大幅に減らすことができます。
校正の精度と速度が上がることで、より品質の高い文章を安定して納品できるようになります。
③ コピペ率が非常に低い文章ができる
AIが生成する文章は独自に作り出されるため、コピペ率が低くなりやすい傾向があります。
AIは膨大なデータをもとに文章をゼロから生成するため、既存のWebページと一字一句同じ文章になる可能性が低くなっています。CopyContentDetectorなどのツールでチェックしても、AI生成の文章は類似率が低い結果が出ることが多いです。
ただし、生成内容によっては類似率が高くなることもあるため、納品前には必ずコピペチェックを行うことをおすすめします。

コピペ率を重視する方は多いので、コピペ率を下げる作業をしなくて良いのは非常に助かりますね。
④ 作業効率が継続的に向上できる
AIへの指示文(プロンプト)を磨いていくことで、生成される文章の品質が徐々に上がっていきます。
案件をこなすたびにプロンプトを改善していくと、作業フローが標準化され、安定した品質の文章を短時間で生み出せるようになります。頻出する案件パターンに合わせたプロンプトを用意しておけば、次回以降の作業をほぼテンプレート化することが可能です。
継続して取り組むことで自分だけの効率的なワークフローが完成し、収益性がどんどん高まっていきます。

プロンプトにクライアントからの指示を落とし込むと、非常にやりやすいです。
⑤ 複数ジャンルに対応しやすくなる
AIは幅広いジャンルの文章を生成できるため、自分が詳しくない分野の案件にも対応しやすくなります。
大規模言語モデルは多様な知識をもとに文章を作り出せるため、専門外のテーマであっても一定の品質で下書きを作成することができます。美容・健康・ビジネス・テクノロジーなど、ジャンルを問わずAIで下書きを作り、自分で内容を確認・補足するという流れで対応することが可能です。
受注できる案件の幅が広がることで、ライティングの副業として安定した収入を得やすくなります。
ココナラでAIライティングのサービスを出品するときの注意点

AIを使う上でのルールやリスクをしっかり理解しておくことが、トラブルを防ぐ上でとても重要です。
① サムネイル・アイキャッチにAI生成イラストを使用しない
サービスのサムネイルやアイキャッチ画像にAI生成のイラストを使用することは、ココナラの規約で禁止されています。
AI生成イラストは著作権の帰属が不明確な場合があり、第三者の権利を侵害するリスクがあるため禁止対象となっています。アイキャッチには、AI生成の写真や自分で撮影した画像、フリー素材サイトの画像を使うようにしましょう。
規約違反はアカウント停止につながる可能性があるため、画像の取り扱いには十分注意することが大切です。
② AIに丸投げしない
AIが生成した文章をそのまま納品することは、品質面でもSEO面でも望ましくありません。
Googleの検索品質評価ガイドラインでは、経験・専門性・権威性・信頼性(E-E-A-T)が評価の基準とされており、人の経験に基づく情報が重要視されています。AI生成の文章に自分の体験談や専門的な知見を加えることで、独自性が高まり読者にとっても価値ある記事に仕上がります。
AIはあくまで下書きを作るツールとして活用し、最終的な内容は自分でしっかり確認・加筆するようにしましょう。
③ プロンプト作成が大変である
AIに質の高い文章を生成させるためには、適切なプロンプト(指示文)を作ることが欠かせません。
案件ごとにトーンや構成の要件が異なるため、毎回プロンプトを調整する必要があり、慣れるまでに試行錯誤が必要です。指示が複雑になるほど意図した文章が生成されないことも多く、何度もやり直しが発生することがあります。
プロンプトの作成スキルはライティングの質を左右する重要な要素のため、継続的に学んで改善していく姿勢が大切です。

それっぽいプロンプトで文章を作成してしまうと、じっくり読んだときに意味がわからない文章になることも多いです。
④ 手作業で内容を確認する必要がある
AIは事実と異なる内容を、もっともらしい文章として生成してしまうことがあります。
これはAIの一般的な限界として知られており、情報の正確性を保証することはAI単独では難しい状況です。数値・固有名詞・日付などはとくに誤りが起きやすいため、信頼できる情報源と照らし合わせながら手動でのファクトチェックが必要です。
AI生成の文章を鵜呑みにせず、必ず内容を自分の目で確認してから納品するよう心がけましょう。
⑤ クライアント要望はAIに任せられない
クライアントの細かいニュアンスや個別の要望を、AIが正確に汲み取ることは難しい場面があります。
AIは指示された内容に基づいて文章を作りますが、クライアントの意図を完全に理解した上で対応することは得意ではありません。「ブランドのトーンに合わせてほしい」「この表現は避けてほしい」といった細かい要望への対応は、AIではなく自分で判断して調整する必要があります。
クライアントとのやり取りや要望の解釈は人間が担当し、AIはあくまで執筆の補助に留めるというスタンスが大切です。
無料でOK! ココナラのライティングにおすすめのAIツール

AIライティングに活用できるツールはいくつかありますが、まずは無料で使えるものから試してみることをおすすめします。
| AIツール | 強み | 無料利用 | 公式サイト |
| Claude | 文章生成 | ○(回数制限あり) | https://claude.ai |
| Copilot | ファクトチェック・検索連携 | ○ | https://copilot.microsoft.com/ |
| Gemini | 画像生成・検索連携 | ○(画像生成は回数制限あり) | https://gemini.google.com/ |
① Claude
Claudeは自然で読みやすい文章を生成することに優れたAIツールです。
長文の記事本文や読み物系のコンテンツ作成において、他のAIと比べて自然な日本語を生成しやすいという特徴があります。ブログ記事やコラムの本文作成に活用すると、手直しが少ない質の高い下書きが短時間で完成します。
無料プランでも十分活用できますが、1日の使用回数に制限があるため、大量に案件をこなす場合は有料プランの検討も一つの選択肢です。
| 項目 | 内容 |
| 提供元 | Anthropic |
| 無料プラン | あり(使用回数制限あり) |
| 有料プラン | Claude Pro(月額約20ドル) |
| 公式サイト | claude.ai |
| 主な用途 | 文章生成・ライティング補助 |
② Copilot
CopilotはMicrosoftのBing検索と連携しており、最新情報を参照しながら文章を生成できるAIツールです。
Web検索と連携しているため、生成した情報の根拠をリンク付きで確認できるという点が他のAIにはない大きな強みです。記事の構成案作成やファクトチェック、文章の整合性確認など、ライティングプロセスの複数の場面で活用することができます。
Microsoftアカウントがあれば無料で利用できるため、まず試してみるツールとして非常にハードルが低いです。
| 項目 | 内容 |
| 提供元 | Microsoft |
| 無料プラン | あり(Microsoftアカウント必要) |
| 有料プラン | Copilot Pro(月額約3,200円) |
| 公式サイト | copilot.microsoft.com |
| 主な用途 | ファクトチェック・構成作成・校正 |

ライティングの場面でcopilotはあまり使われないイメージですが、細かい文章の調整やファクトチェックはかなり優秀です。
③ Gemini
GeminiはGoogleが提供するAIツールで、文章生成に加えて画像生成にも対応しています。
Google検索との連携により最新情報を取り入れた文章生成ができるほか、アイキャッチ用の写真生成にも活用することができます。記事本文の執筆から納品前のファクトチェック、アイキャッチ画像の作成まで、一つのツールでカバーできる範囲が広いです。
無料プランでも十分な機能が使えますが、画像生成には1日の利用回数に上限があるため注意が必要です。
| 項目 | 内容 |
| 提供元 | |
| 無料プラン | あり(画像生成は回数制限あり) |
| 有料プラン | Google One AIプレミアム(月額2,900円) |
| 公式サイト | gemini.google.com |
| 主な用途 | 文章生成・画像生成・ファクトチェック |

Geminiは何と言っても画像生成が優秀ですね。
筆者のAIライティングのやり方・方法

実際にAIを使って記事を作る流れを、筆者が実践している手順に沿って紹介します。
キーワード調査
記事作成の最初のステップは、どのキーワードで書くかを決めることです。
ラッコキーワードなどの無料ツールを使うと、検索ユーザーがどんな言葉で情報を探しているかを効率よく調べることができます。「ココナラ AIライティング」のように複数の単語を組み合わせたキーワードを調査し、読者の検索意図を把握することが重要です。
検索意図を正確に理解した上で記事の方向性を決めることが、SEOで上位を狙う記事を書く上での第一歩となります。
構成作成
キーワードが決まったら、次は記事全体の構成(見出し)を作ります。
CopilotはWeb検索と連携しているため、上位表示されている記事の傾向を参考にしながら構成案を生成するのに向いています。「〇〇というキーワードで検索する読者に向けたSEO記事の構成を作ってください」のような形で指示を出すと、的外れのない構成が生成されやすいです。
生成された構成案はそのまま使うのではなく、SEO要件や案件の要望に合わせて自分で調整してから使うことをおすすめします。
文章執筆
構成ができたら、Claudeを使って各見出しの本文を執筆します。
Claudeは自然な日本語の文章を生成することが得意なため、読み物系の記事本文作成に特に向いています。見出しと想定する読者層、文字数、トーンなどを指定してプロンプトを作ると、意図に近い文章が生成されやすくなります。
生成された文章はそのままではなく、必ず自分で読み返して内容や表現を確認・修正するようにしましょう。
細かい部分の調整
本文が完成したら、文章全体の流れや整合性をCopilotで確認します。
Copilotに全体の文章を貼り付け、「読みやすくなるように表現を整えてください」と指示することで、引っかかりのある箇所を修正することができます。段落のつながりがスムーズかどうか、主張の一貫性が保たれているかどうかを中心に確認するとよいです。
読者がストレスなく読めるよう、文章のテンポや読みやすさを整えることがこのステップの目的です。
誤字脱字のチェック
文章の調整が終わったら、Copilotを使って誤字脱字のチェックを行います。
AIによる校正は人間の目視チェックと組み合わせることで、見落としを大幅に減らすことができます。「この文章の誤字脱字や不自然な表現を指摘してください」と指示するだけで、短時間でチェックが完了します。
誤字脱字のある文章は読者の信頼を損なう原因になるため、納品前に必ず実施するようにしましょう。
ファクトチェック
記事内の数値・固有名詞・日付などの情報が正確かどうかを、CopilotとGeminiを使って確認します。
どちらもWeb検索と連携しており、最新の情報源と照らし合わせながら事実確認ができます。「この記事に含まれている情報で、事実と異なる部分があれば指摘してください」のように指示すると、誤情報の洗い出しがしやすいです。
AIが生成した情報はもっともらしい誤りを含む場合があるため、このステップは必ず省かないようにしましょう。
コピペチェック
ファクトチェックが終わったら、CopyContentDetectorを使ってコピペ率を確認します。
このツールは無料で使えるWeb上のサービスで、既存のWebページとの類似率を数値で確認することができます。類似率が高い箇所があった場合は、表現を変えたり文章を組み替えたりして独自性を高めるよう修正します。
クライアントから「コピペチェック済み」を求められる案件では、このステップの結果をスクリーンショットで保存しておくと安心です。
アイキャッチ作成
最後に、GeminiのAI画像生成機能を使ってアイキャッチ用の写真を作成します。
Geminiでは「〇〇をイメージした写真風の画像を作ってください」のように指示することで、フリー素材にはない雰囲気の画像を生成できます。なお、ココナラの規約ではAI生成のイラストは禁止されていますが、写真風の画像であれば使用することが可能です。
アイキャッチの印象はサービスのクリック率にも影響するため、記事の内容に合った画像を丁寧に作るようにしましょう。
【コピペOK】AIライティングに利用できるプロンプト例5選

AIライティングに利用できるプロンプト例を5つ紹介します。
① SEO構成案を作るプロンプト
【依頼内容】
「ココナラ AIライティング」というキーワードで検索する読者向けにSEO記事の構成案(H2・H3)を作成してください。
【条件】
・検索意図を3つに分類してから構成を作る
・上位10記事の共通点と不足点を踏まえて構成を最適化
・初心者でも理解できる流れにする
・重複表現は避ける
② 本文(見出しごとの文章)を生成するプロンプト
【依頼内容】
以下の見出しの本文を作成してください。
見出し:◯◯◯
【条件】
・読者:AI初心者
・文字数:500〜700字
・トーン:丁寧でわかりやすいビジネス寄り
・結論→理由→具体例→まとめ の構成で書く
・専門用語は必ず補足説明を入れる
③ 文章の読みやすさを整えるプロンプト
【依頼内容】
以下の文章を、読みやすく自然な流れになるように改善してください。
【条件】
・意味を変えない
・冗長な表現を削除
・段落のつながりを滑らかにする
・主語と述語のねじれを修正
・ビジネス寄りの柔らかいトーンに統一
④ 誤字脱字・不自然な表現のチェックプロンプト
【依頼内容】
以下の文章の誤字脱字、不自然な表現、文法の誤りを指摘してください。
【条件】
・修正案を提示
・どの部分が問題か理由も説明
・文章の意味は変えない
⑤ ファクトチェック用プロンプト
【依頼内容】
以下の文章に含まれる「数値・固有名詞・日付・事実関係」に誤りがないか確認してください。
【条件】
・誤りがあれば正しい情報を提示
・根拠となる情報源のURLも併記
・推測ではなく確認できる事実のみ回答
よくある質問(FAQ)

AIライティングを始める前に気になりやすい疑問をまとめました。
- QAIで稼ぐには課金が必要ですか?
- A
課金は必須ではありませんが、無料プランには使用回数の制限があるため、案件数が増えてきた段階では有料プランへの移行を検討するとより効率的に作業を進めることができます。
- Q無料AIだけで案件対応できますか?
- A
文字数が少ない記事や依頼頻度が低い軽めの案件であれば無料AIでも十分対応できますが、大量の案件を継続してこなす場合は使用制限が作業の妨げになることがあるため、有料プランの活用を視野に入れておくとよいでしょう。
- QAI文章はSEOに不利ではありませんか?
- A
Googleの公式見解では、AI生成の文章であること自体が検索評価において不利になるわけではなく、重要なのはコンテンツの品質であり、人の経験や専門性に基づいたE-E-A-Tを満たした内容であることが上位表示において求められています。
まとめ
ココナラではAI生成の文章をサービスとして出品することが認められており、AIイラストの使用は禁止されているものの、文章・写真については規約上問題なく活用できます。
AIを取り入れることで執筆時間の大幅な短縮・コピペ率の低下・複数ジャンルへの対応といったメリットが得られる一方で、丸投げを避けること・ファクトチェックの徹底・プロンプトの工夫といった注意点も押さえておく必要があります。
まずはClaude・Copilot・Geminiの無料プランを使いながら本記事で紹介したSTEP①〜⑧の手順を実践し、自分に合った作業フローを作り上げていきましょう。
