ココナラの評価と実績は、公正な取引があってこそ価値を持ちますので、規約を守ることは非常に重要です。
相互購入や評価の強要など、信頼を崩壊させる禁止行為は、発覚次第即座にアカウント停止となります。
時間をかけて積み重ねた実績を水の泡にしないために、この記事で具体的な15の違反例を紹介します。
安全な取引環境を維持し、長期的に収益を上げるための絶対条件です。
ココナラでしてはいけないこと15選

ココナラは、皆様の公正で安全なお取引を支えるための仕組みを提供しています。
この仕組みを維持するために、運営事務局が特に厳しくチェックしている15の禁止事項について、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
これらの行為を理解することは、出品者の方、購入者の方、双方にとって非常に大切になります。
① 直接取引や外部誘導を行うこと
ココナラの禁止事項のなかで、もっとも重要なルールの1つが、サイト外での取引を促す直接取引や外部誘導の行為です。
これは、ココナラのサービスを通さずに、出品者と購入者が直接連絡を取り合い、決済までをココナラ外で行おうとする行為を指します。

電話やLINE、SNS(Facebook、Instagram、Xなど)、Chatwork、Discord、Zoom、Skype、Google Meet、Microsoft Teamsなど、あらゆる外部連絡手段への誘導は禁止されていますので、かならず避けるようにしてくださいね。
ココナラの出品者として活動していくうえで、直接取引を避けることは、万が一トラブルが発生した際の保証やサポートを受けられるために非常に重要です。
② 個人の連絡先や情報を教えること
お互いの安全とプライバシーを守るため、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人を特定できる情報をメッセージで交換することは、原則として禁止されています。
しかし、名刺デザインの依頼で名刺に記載する電話番号を共有するなど、サービスを提供または依頼するにあたり、その情報がなければ役務提供が成立しないと判断されるケースでは、情報の共有が許可される例外があります。
たとえば、Webサイト制作の取引で、納品物の一部に含む企業情報の住所や電話番号を共有することや、SNS運用代行の取引でアカウントにログインするための情報を共有することは、許容例として挙げられています。

ただし、共有された情報は役務提供のためだけに使用となり、取引で知り得た情報をもとに直接連絡を取る行為は禁止行為に該当しますので、十分にご注意くださいね。
③ 著作権や肖像権を侵害すること
出品されているサービスで制作・提供する作品やコンテンツが、他の方の著作権や肖像権を侵害していないか、かならず事前に確認することが大切です。
インターネット上に存在する画像や文章などを無断で利用したり、他の方のアイデアを盗用したりする行為は、法的な問題につながるため厳しく禁止されています。
特に、有名人の方の写真や企業のロゴなどを、許可なく使用することは肖像権や商標権の侵害にあたりますので、十分な配慮が必要になります。
④ 法令や公序良俗に違反すること
犯罪行為や違法行為、または社会的なルールやマナーに反するサービスの出品や、それらに関するやり取りは厳しく禁止されています。
たとえば、公序良俗に反する行為やわいせつな投稿を行う行為も禁止の対象です。
ココナラは、誰もが気持ちよく利用できる健全な場所を目指していますので、良識ある行動とマナーを心がけてサービスをご利用くださいね。
⑤ 複数アカウントを持つことや貸すこと
ココナラでは、アカウントの不正利用を防ぎ、公正なサービス提供を保つために、ユーザーひとりにつき一つのアカウントのみを持つことが許可されています。
複数のアカウントを持つ行為や、ご自身のアカウントを他の方に貸して利用させる行為も禁止事項の一つですので、かならず守りましょう。
アカウントが複数あることで、評価や実績の操作につながり、他の出品者の方との公正な競争を妨げるおそれがあります。
⑥ 虚偽の情報を記載し誤認させること
プロフィールやサービス内容、実績について、事実と異なる虚偽の情報を記載し、相手の方に誤解を与えたり騙したりするような行為は禁止されています。
正確な情報を提供することは、お客様との信頼関係を築くうえで非常に大切になりますので、記載するデータはかならず事実と一致するように確認しましょう。
また、具体的な数値を使用する場合はソースとなる情報を掲載することも大切になります。

私の体験談としては、サービスの数値に信頼性がないと判断された場合、ココナラ運営から直接修正点についてメッセージをもらうこともありました!
⑦ 評価を操作する行為
評価の操作も、ココナラの信頼性を損なう重大な禁止行為に該当します。
具体的な禁止行為としては、高評価の入力を強要したり、低評価をしないことを役務提供の条件としたりする行為が挙げられます。
また、特典プレゼントや値下げなど、購入者に見返りを与える条件として高評価の入力を指示する行為も禁止です。
さらに、評価・実績操作に該当する相互購入や相互高評価入力の持ちかけや応じる行為も厳しく禁止されています。
公正な評価こそが、ココナラで出品者の方を選ぶ信頼のデータになりますので、かならずルールを守ってくださいね。

出品者として高評価が欲しいので、「いいサービスだと感じたらご評価お願いします」や「励みになりますので、ぜひ評価をお願いします」といったようにお願いするといいでしょう。
⑧ サービスの転売を目的に購入すること
ココナラで提供されているサービスを、転売する目的で購入する行為は禁止されています。
サービスは、購入者ご自身が利用するために購入することを前提としていますので、第三者への販売や再販売は行わないようにご注意ください。
⑨ 他のユーザーへの迷惑行為を行うこと
他のユーザーの方に対して、しつこく取引を要求したり、不当な非難や指摘をしたりするなど、不快となる行為は禁止されています。
また、不特定多数のユーザーに向けてのフォローやメッセージを大量に送信する行為も、迷惑行為に該当します。
お互いココナラを気持ちよく利用するためのマナーとして、配慮と思いやりを持って接することが大切になります。
⑩ 不適切な評価コメントを行うこと
評価コメントはサービスの改善に役立つものですが、不適切な内容を記載することは禁止されています。
具体的には、氏名や住所、メールアドレスなど個人情報が含まれている場合や、個人の人格に対する明らかな誹謗中傷、暴言が含まれている場合です。
評価をめぐり、相手に対する威圧的な言動や不当な非難をする行為も禁止されていますので、メッセージ記載には十分に配慮してくださいね。
⑪ アダルト関連の商品の販売、やりとりをすること
ココナラは、健全なプラットフォームであり、アダルト関連の商品の販売や、それらに関するやり取りは厳しく禁止されています。
わいせつ又は下品とユーザーが解釈する可能性があるメッセージのやりとりや、R18、成人向けなどアダルトコンテンツが含まれる行為も禁止です。
性器や胸、乳首などが見えるまたは強調されている画像を送付する行為や、出会い系サービスや風俗の利用を推奨する行為も禁止されています。
⑫ 営利目的の宣伝や勧誘をすること
ココナラでの出品サービスと関係のない他の商品やサービスに関するアフィリエイトのリンクを貼ったり、宗教活動や選挙活動など営利目的の宣伝や勧誘をしたりする行為は禁止されています。
トークルームやプロフィールは、お取引に必要な情報のやり取りのために使用する場所であることを再確認してくださいね。
⑬ メッセージの大量送信をすること
販促を目的として、不特定多数のユーザーに向けてのフォローやメッセージを大量に送信する行為は禁止しています。
これは本来意図している使い方とは異なっており、またフォローされた方の不安を煽る行為でもありますので、行わないようにご注意ください。

私のアカウントにもココナラを始めたばかりの方から「〇〇に困っていませんか?私は〇〇というサービスを提供しておりますので、お困りでしたら是非ご連絡ください」といったようなメッセージが届くことも多いです。
⑭ 非公開ページ(トークルーム)の情報を許可なく公開すること
トークルームなど非公開のページでやり取りしたメッセージやデータの内容を、相手の許可なくSNSやブログなどで公開する行為はプライバシー侵害にあたり禁止されています。
お互いの信頼とデータを守るため、ココナラ内での秘密保持を徹底するよう優しくお願いいたします。
⑮ 未成年の方が同意なしで利用すること
未成年の方がココナラを利用する際には、かならず親権者など法定代理人の方の同意が必要となります。
同意を得ずに利用する行為は規約違反となりますので、ルールを守って利用を開始してくださいね。
ココナラでは禁止行為がバレる?

ココナラで禁止されている行為は、結論から申し上げますとバレる可能性が非常に高いです。
ココナラの運営は、皆様が安心してサービスを利用できるよう、サイト内の活動をシステムと人の両方で徹底的に管理しています。
外部誘導や直接取引を連想させるキーワード、個人情報が含まれるメッセージは、システムが自動的に検知する仕組みがあります。
この厳重なチェック体制は、全てのユーザーをトラブルから守るために存在していますので、ルールを守って活動することが一番の安全対策になります。

実際に私の取引では、クライアントが編集可能なスプレッドシートを共有してきてしまったところ、ココナラ運営が該当メッセージを削除したという事例もありましたので、メッセージの内容も迅速にチェックしているようです。
ココナラアカウントが利用制限を受けるとどうなる?

もし禁止行為が発覚し、ココナラのルールに違反していると運営が判断した場合、アカウントに対して利用制限や強制退会などの措置が取られます。
機能制限の対象となるケースとしては、違法性がある場合や、なりすまし、転売行為、個人情報漏えいなど第三者が実害を受けている迷惑行為が発覚した場合、その他重大な規約違反と運営が判断した場合が挙げられます。
利用制限がかかると、メッセージの送信やサービスの購入・出品などが一切できなくなり、活動の継続が難しくなります。
さらに、取引中のトークルームが全てキャンセルとなる場合があり、再登録が発覚した場合も予告なしに退会措置をする場合があります。
時間と努力をかけて築いた実績や評価を失わないためにも、ココナラの禁止事項を深く理解し、ルールを厳守して利用していただきたいと思います。
ココナラに関するよくある質問(FAQ)

ココナラを利用されている方から多く寄せられる質問について、安心して活動を続けるための回答をまとめました。
- Q外部誘導や直接取引はバレるの?
- A
ココナラのシステムは、直接取引を促すような外部サイトのURLや連絡先に関するキーワードを検知する仕組みがあるため、バレる可能性は非常に高いと考えてください。ココナラを利用する上で、ルールを守ることは、ご自身の安全とお客様との信頼を守ることにもつながりますので、かならずルールに沿った取引をお願いいたします。
- Qトークルームは運営に監視されている?
- A
トークルームは、お客様同士のプライバシーを尊重していますが、健全な取引環境を保つために、規約違反がないか運営事務局による定期的なチェックや、システムによる監視が行われています。これは、万が一トラブルが発生した際に、適切なサポートと対応を行うためでもありますので、安心してご利用いただくための仕組みとご理解くださいね。
- Q利用制限のメッセージはどんな内容?
- A
アカウントに利用制限がかかる場合、運営事務局から具体的な規約違反の内容と、その後の対応について記載されたメッセージが届きます。ココナラのルールに違反したことが原因ですので、メッセージの指示に従って必要な対応を行うことになります。不明な点があれば事務局に相談して解決に努めることが大切になります。
- Q相手の方が利用を制限されていますと表示された
- A
相手の方はココナラの利用を制限されているためという表示が出た場合、そのユーザー様が規約違反によりココナラの利用を一時的、または永続的に制限されている状態であることを意味します。ご自身の安全のためにも、そのユーザー様との新たな取引は行わないようにしてくださいね。ココナラは、安心できるお取引を推奨しています。
- Q愚痴聞きのサービスの相場はいくらですか?
- A
ココナラで提供されている「愚痴聞き」などの相談系サービスの相場は、提供される時間や、出品者様の経験、資格の有無などによってさまざまです。たとえば、30分で約1,000円から約3,000円程度が目安となることが多いですが、人気の高い出品者様や専門家の方では、この金額よりも高くなる場合もあります。購入前に、サービス内容や出品者様のプロフィールをしっかりと確認してから購入を決めてくださいね。
まとめ|ココナラの規約をしっかり守りましょう!
ココナラを長く快適にご利用いただくためには、ココナラでしてはいけないこと、つまり規約を守ることが何よりも大切になります。
特に、直接取引や外部誘導は、ココナラのサービス基盤を揺るがす重大な禁止行為であり、かならず避ける必要があります。
ルールを破ってしまうと、利用制限という形でアカウントが使えなくなるリスクだけでなく、ご自身の信頼やお客様とのせっかくの縁を失ってしまうことにもつながります。
ココナラが提供しているトークルームの仕組みは、トラブルを未然に防ぎ、安心して取引ができるよう皆様を守るためのものです。
この記事で解説した15の禁止事項の危険性を正しく理解し、規約内でご自身のさまざまなスキルやサービスを活かして、楽しいココナラライフを送ってくださいね。
参照:ココナラ「【一覧】禁止行為」