ココナラ「おひねり」完全ガイド|やり方・相場・お礼のメッセージまで徹底解説

ココナラ

ココナラでサービスを購入した後、「もう少しだけ感謝の気持ちを伝えたい」「作業のクオリティが予想をはるかに超えていた」と感じることはありませんか。

そんな時に利用できるのが、ココナラの「おひねり」機能です。

この機能は、単なる追加料金としてではなく、出品者様への特別な感謝や労い、そして信頼の証として、あなたの気持ちを金額に込めて伝えられる方法です。

しかし、「おひねりのやり方がわからない」「ベストなタイミングはいつだろう」「相場はいくらくらいなのだろうか」といった質問を抱える方も少なくありません。

この記事では、ココナラで依頼した方が出品者へスムーズに「おひねり」を送るためのやり方から、気になる金額の相場、そして出品者が嬉しいと感じるお礼の伝え方まで、必要な情報をまとめて解説します。

ココナラのおひねりとは?基本を解説

ココナラで依頼したサービスが納品された後、感謝の気持ちを金額で伝えたい時に役立つのが「おひねり」です。

この機能を正しく理解することは、出品者との信頼関係を深める必要な一歩となります。

ここでは、ココナラにおける「おひねり」の基本と、よく似た機能である追加料金との違いをわかりやすく解説します。

「おひねり」ってどんな機能?

ココナラの「おひねり」機能は、サービス購入後や納品が完了した後に、購入者が出品者に対して任意で追加の金額を送る仕組みです。

これは、期待以上の対応や、依頼内容にはなかったけれど親切にしてくれた時間や労力に対して、出品者へ感謝の気持ちを伝えるためのものです。

サービス自体の金額とは別に、純粋な感謝の気持ちとして送る機能なので、出品者にとっても依頼者との信頼が深まる非常に嬉しいものです。

「おひねり」はサービス内容に追加で必要になった作業費ではなく、あくまで気持ちとして送る特別な金額だと理解すると、その役割が明確になります。

「おひねり」と追加料金の違い

おひねりと追加料金は、出品者へ追加で金額を支払うという点では同じですが、その目的が大きく異なります。

追加料金は、依頼内容に記載されていない追加の作業が発生した際や、納品を急ぐ必要が出てきたときなど、サービスの範囲や時間を広げるために必要な対価として支払われる金額です。

出品者が作業を継続するために必要な、ビジネス上の正式な追加の金額という位置づけです。

一方、「おひねり」は、当初の依頼内容に対する対応や、最終的な納品クオリティに対する、購入者の一方的な感謝の表現であり、出品者側から請求するものではありません。

この違いを理解することが、ココナラでのスムーズなやり取りと信頼関係構築に必要なことです。

とはいえ、おひねりも追加料金もどちらも「おひねり」として出品者に対して費用を支払うことになるということを理解していきましょう。

「おひねり」に手数料はかかる?

ココナラの「おひねり」機能を利用して出品者に金額を送る際、購入者側にも所定のサービス手数料がかかります。

以前は購入者側には追加で手数料は必要ありませんでしたが、現在は支払う金額に対して5.5パーセント(税込)の手数料が追加で必要となります。

一方、出品者が受け取る際には、通常のサービス売上と同様にココナラ所定の販売手数料が引かれます。

この手数料は、ココナラというプラットフォームの機能維持や安全なやり取りのための運営費として使われるものです。

この仕組みを理解し、おひねりの金額を決めることが、出品者への感謝の気持ちをより正確に伝える必要な対応といえます。

「おひねり」は絶対に送るべき?出品者は嬉しいの?

「おひねり」はあくまで任意で送る機能であるため、必要があるのかどうか迷う方も多いでしょう。

ココナラの出品者が「おひねり」に対してどう感じているのか、また送る必要性について、出品者と購入者の双方にとって信頼できる対応とは何かという視点で解説します。

出品者からすると「おひねり」は非常に嬉しい!

ココナラの出品者にとって、「おひねり」は金額以上の価値があるものです。

これは、サービスの金額とは別で、依頼主からの純粋な信頼と感謝の気持ちが追加の金額として届けられた証拠だからです。

出品者は、依頼された対応や納品物に時間と労力をかけており、その結果、依頼主が心から嬉しいと感じてくれたことが伝わる「おひねり」は、大きなモチベーションにつながります。

ココナラでのやり取りを通じて、出品者としての信頼度や達成感が深まるため、次に繋がる依頼への活力にもなるでしょう。

金額の大小に関わらず、出品者にとっては「おひねり」をいただくことが、依頼主との関係性を築く嬉しい瞬間の一つになります。

実際に僕がココナラで販売しているなかでも稀におひねりをいただくことがありますが、滅多にもらえないこともあり非常に嬉しいですし、おひねりをもらえた出品者様の案件はより一生懸命頑張ろうと感じることもあります。

「おひねり」は送らなくてもまったく問題ない

ココナラの「おひねり」機能は、送ることが必要とされるものではかならずありません。

依頼したサービスの金額を支払い、納品物に満足していれば、出品者はすでに十分な対価を得ていますので、追加の金額を支払う義務はありません。

おひねりは基本的に送られないものであることを出品者も理解しているためおひねりを送らないことが、出品者との信頼関係を損ねることもありません。

ココナラの機能として存在していますが、依頼主が特別な感謝の気持ちを伝えたいと思った時だけに利用する機能です。

もし、金額での対応が難しい場合は、丁寧なメッセージや評価だけでも出品者にとっては十分に嬉しいものです。

無理のない範囲で、ご自身の気持ちが最優先となります。

ココナラで「おひねり」を送る方法と流れ

実際にココナラで出品者へおひねりを送る際の具体的なやり方や、依頼主として最も適切なタイミングについて詳しく知りたいですよね。

スムーズなやり取りを行うための必要な手順と、金額を送る際の注意点を解説します。

① 「おひねり」の簡単なやり方をステップ解説

「おひねり」を送るやり方はとても簡単です。

以下の手順を参考におひねりを送ってみましょう。

おひねりを送る手順
  • STEP①
    出品者とのトークルームを開く

    出品者とのやり取り画面を開き、サービスが納品され完了していることを確認します。この画面内に「おひねりを送る」または「追加の金額を支払う」ボタンが表示されるので、それをクリックして次に進んでください。

  • STEP②
    送りたい金額を入力する

    送りたい金額を入力し、心からの感謝を込めたメッセージを添えます。

  • STEP③
    支払い方法を選択する

    支払い方法を選択して決済が完了すると出品者におひねりを送ることができます。

② 購入者がおひねりを送るベストなタイミング

おひねりを送るベストなタイミングは、納品物を納品してもらった直後です。

ココナラではトークルームがクローズするまでおひねりを送ることができますので、出品者が「正式な納品」をしてからおひねりを送るのがもっとも理想的なタイミングと言えるでしょう。

成果物を確認した後におひねりをもらえると、出品者としては成果物に満足してもらえたと安心できますし、うまくいって良かったと嬉しい気持ちにもなります。

また、出品者とのやり取りの中で、時間外にも質問に答えてくれたなど、特別な対応があった直後も良いタイミングです。

お金を送る行為は、感謝の気持ちを伝えるものですから、時間的な遅れで追加の意図が薄れないよう注意が必要です。

③ 「おひねり」はサービス購入後何回まで送れるか

ココナラの「おひねり」機能は、一つの依頼に対して何回でも送ることが可能ですが、1回の決済では100 ~ 99,999 円の範囲で行う必要があります。

納品が完了し、出品者とのやり取りが終了した後であっても、トークルームがクローズするまでであれば追加で感謝の気持ちが生まれたタイミングで、必要に応じて金額を送ることができます。

たとえば、依頼が完了してから数日後に、納品された機能を実際に使ってみて改めて出品者の対応に感動した時などにも追加の「おひねり」を送ることができます。

ココナラのシステム上、回数に制限はありませんが、あまりに頻繁に送ることは、出品者に質問や対応の必要性を感じさせてしまう可能性もあるため、一度に感謝の気持ちをまとめた金額で送るのがおすすめです。

気になる「おひねり」の金額相場とお礼の伝え方

「おひねり」は金額で感謝を伝える機能だからこそ、「いくらが適切なのか」と悩むのは自然なことです。

ここでは、ココナラでの一般的な金額の相場と、出品者に信頼と嬉しい気持ちが伝わるお礼のメッセージの書き方について解説します。

① ココナラのおひねりの金額相場

ココナラの「おひねり」の金額には明確な相場というものはかならずあるわけではありませんが、多くの依頼主が追加で支払う金額は、元のサービス金額の10パーセントから20パーセント程度となるケースがさまざまあります。

たとえば、5,000円の依頼であれば500円から1,000円程度が目安となることがあります。

ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、出品者の対応や納品クオリティ、時間的な制約への対応などを考慮して、依頼主が独自に決めるべきものです。

出品者への信頼と感謝の気持ちを伝える必要な金額ですから、無理のない範囲で、心から「おひねり」を送りたいと思える金額を選ぶことが最も大切です。

購入者が負担するサービス手数料を考慮しておひねりの金額を決めることもおすすめですよ!

② おひねりに添えるお礼メッセージの書き方と例文

おひねりを送る際に最も重要なのは、金額そのものよりも、出品者に添える感謝のメッセージです。

ココナラでは、このメッセージによって依頼主の信頼と嬉しい気持ちが明確に出品者に伝わります。

メッセージには、具体的に出品者のどのような対応が嬉しいと感じたのか、納品された成果物のどの機能に満足したのかを具体的に記載することが必要です。

③おひねりに添えるお礼メッセージの例文

おひねりに添えるメッセージは自分の言葉で素直な気持ちを書けば問題ないですが、どんな内容にするか迷っている方は以下の例文を参考に考えてみましょう。

状況メッセージ例文
成果物の質に感動した時納品されたものが想像以上のクオリティで大変感動しました。こちらの時間や労力も考慮していただき、心から感謝しています。今後の信頼の証として、おひねりを送らせていただきます。
提案力や対応力に満足した時今回の納品物のおかげで、抱えていた質問がすべて解決しました。プロの対応に強い信頼を感じましたので、心ばかりですが追加の金額をお送りします。本当にありがとうございました。
次の依頼に繋げたい時制作していただいたものがすぐにでも活用できる素晴らしい機能で嬉しいです。また次も依頼したいと思える内容でした。感謝の気持ちを込めて、おひねりをさせていただきます。
迅速かつ丁寧なやり取りに感謝細かな質問にも常に迅速かつ丁寧に対応していただき、大変安心してやり取りができました。プロとしての信頼感に感謝し、このおひねりを追加させていただきます。
スケジュールに余裕を持てた時スムーズなやり取りのおかげで、予定よりも早く納品していただけました。無駄な時間がなくなり、大変助かりました。心からの感謝として、追加の金額をお受け取りください。
こちらの要望を深く理解してくれた時こちらの要望を深く理解し、的確な対応をしてくださったことに心から感謝いたします。今回の依頼を通じて、出品者様への信頼がさらに深まりました。本当にありがとうございました。
急な追加修正に対応してくれた時こちらの急な追加修正にもかかわらず、快く対応していただき感謝しています。時間を割いていただいたおひねりとして、わずかですが金額をお送りします。また依頼させていただきます。
当初の依頼を超えた提案があった時当初の依頼内容を超えて、より良いものにするためのご提案までいただき、大変嬉しく思っています。このご厚意とプロ意識に感謝し、追加の金額としておひねりを送らせていただきます。
営業時間外に対応してくれた時時間外にも関わらず、迅速に質問に対応していただき、プロジェクトを円滑に進めることができました。この献身的な対応こそ、信頼の証です。心ばかりのおひねりです。
総合的な感謝と今後の期待最初から最後まで、丁寧で迅速な対応に終始信頼できました。すべてが期待以上で、ココナラでの素晴らしい体験になりました。感謝の気持ちとして、このおひねりをお納めください。

ココナラ「おひねり」に関するよくある質問(FAQ)

ココナラの「おひねり」機能を利用する際、金額やシステムについてさまざまな質問や疑問が生じることがあります。ここでは、依頼主の不安を解消し、スムーズなやり取りをサポートするための、よくある質問とその回答をまとめます。

Q
おひねりは返金してもらうことはできる?
A

ココナラで一度送った「おひねり」は、原則として返金できません。おひねりは、納品完了後、サービスへの満足と出品者への信頼を込めて自発的に送る追加の金額だからです。通常のサービス代金とは異なり、原則として返金の対象外となります。送る前に、金額や出品者への感謝の気持ちをかならず確認しましょう。

Q
おひねりの金額に領収書は発行されるのか?
A

「おひねり」として出品者へ支払った金額についても、正式な領収書の発行は可能です。おひねりはサービス代金の一部として扱われるため、ココナラのシステムから領収書をダウンロードできます。ビジネス利用で経費処理が必要な場合も、安心してご利用いただけます。購入履歴画面から必要な情報をかならず確認してください。

Q
おひねりはいくらから送れるのでしょうか?
A

ココナラの「おひねり」は、最低金額が100円から送れます。気軽に感謝の気持ちを金額で伝えられるよう、低い金額から設定できるようになっています。追加の金額を送る際には、この100円という最低金額を念頭に置いて対応してください。100円未満の感謝の場合は、メッセージで気持ちを伝えるのが良いやり方です。

Q
追加料金とおひねりはどう使い分けますか?
A

使い分けのポイントは「目的」です。追加料金は、依頼範囲外の作業や時間延長など、出品者に新たな対応を求めるビジネス上の正式な対価として支払います。一方、おひねりは、納品物や対応への満足を伝える、依頼主の自発的な感謝の気持ちを金額に込める際に利用しましょう。

まとめ|ココナラのおひねり機能を有効活用しましょう!

ココナラの「おひねり」機能は、依頼主と出品者の信頼関係をさらに深める、とても嬉しい仕組みです。

おひねりは、追加料金とは異なり、出品者の誠実な対応や、時間をかけて納品されたクオリティに対する純粋な感謝の証です。

やり方は簡単で、納品完了後であればいつでも追加の金額を送ることが可能です。

相場はありますが、金額の大小よりも、出品者に添える具体的なメッセージが大切で、その一言が出品者にとって何よりも嬉しいものです。

この機能を正しく理解し活用することで、ココナラでの依頼ややり取りがより気持ちの良いものになり、出品者との信頼関係が強化されます。

必要な知識として、ぜひ「おひねり」の機能を覚えて、ココナラでの依頼をさらに豊かなものにしてください。

参照記事:ココナラ「おひねり(追加支払い)について